一緒に考えてみませんか?生活道路を生活空間にする“Woonerf(ボンエルフ)”

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【ボンエルフという交通ルール】


 こんな交通標識をヨーロッパの住宅地では見かけます。Woonerf (ボンエルフ/ヴォンエルフ 生活の庭の意)という名称の交通ルールを示すもので、“人が道の真ん中、つまり車道部分を歩いたり、子供がそこで遊んでいるかもしれないから、車はゆっくり気を付けて走行せよ”という意味です。

 このような交通ルールは、もともとオランダで子供の交通事故を減らす目的で設けられました。1970年代から80年代の自動車保有率の上昇とともに、交通事故が増え、街中が車に占拠された状態を憂いて、導入が広がりました。「子供の交通事故を無くそう」という市民団体、日本のJAFのような運転者が加入する連盟等が協力して、人優先の道を指定する運動を始めたことが実って実現しました。そしてその後も時代の変化に合わせて、また、国の事情に合わせて、少しずつ変化させながら多くの国で導入されています。日本では、歩車共存道路、シェアードスペース*1という名称で紹介されることもあります。

 下の年表はボンエルフが導入された年を示しています。多くのヨーロッパ諸国で、1980年代前後に導入されました。国ごとに、呼び方も詳細なルールも異なりますが、基本的な考え方はほぼ同じで、人が道全体を使っても良いという、歩車共存・人優先の交通ルールが設けられているのです。私たちは、最初にオランダで導入された際の名称“ボンエルフ”をこういった道の総称に使います。

 多くの国では1980年代以降に、安全確保のために、指定地区内の道を30㎞以下に指定する、ゾーン30(マイル制の国は ゾーン20)が指定されるようになりました。日本でもこのルールは導入されました。しかし、これはあくまで速度に関する規制であり、新たな道の使い方を提案するものではありません。日本では、ゾーン30以外にも、古くからスクールゾーン、通学路といった注意喚起、コミュニティ道路、等の指定を行い、後述する速度抑制デバイスを用いた取り組みを行ってきたました。しかしいずれも、人が歩行する際の安全を確保するものであり、滞留や場としての利用のための言葉ではありません。


*1 シェアードスペースは、縁石等で歩道と車道の区別を設けずに、歩車共存できる道の使い方を総称して使われています。欧州の中心市街地の商店街等で近年盛んに行われている道の再生手法。侵入できる車両をバスや路面電車といった公共交通に限定している道も多い。 


 日本でボンエルフというと、一般的には、道の一部を狭めたり、ハンプを設ける等する、車の走行速度を抑制する装置*2を指します。オランダでボンエルフ指定される際に、車に通常の道とは違うことを明確に気がついてもらい、実効性を高めるために用いられたデバイス(装置)が日本では取り入れられたようです。

 また近年は「歩行者利便性増進道路」(ほこみち)と呼ばれる道もできるようになりました*3。カフェが路上にも展開される楽しい雰囲気ですが、これも歩車分離が前提ですから、住宅地内の狭い生活道路での活用は難しいのが実情です。


*2 国土交通省で「生活道路の交通安全対策ポータル」というウェブサイトを設けていますので、最近の新しい取り組みに関心のある方は参考にされてください。
*3 国土交通省のもとに設けられた「マチミチ会議」が「ウォーカブルポータルサイト」というウェブサイトを設けていますので、色々な事例を確かめることができます。



【日本でボンエルフを導入すると良い理由】

1)子供たちの心と体が元気になる

 日本の子供たちの精神的幸福度は世界の先進38か国中37位というショッキングなデータを示したユニセフの報告*4には、屋外で遊ぶ場所が身近に沢山ある国の子供はより幸せを感じるという結果も掲載されています。屋外で気軽に遊べる、或いは滞在できる場所を設けることは、子供や周囲の大人にとっても、とても大切です。なお、道路交通法76条には、“交通のひんぱんな道路において、球戯をし、ローラー・スケートをし、又はこれらに類する行為をすること”は、禁止されていますが、交通がひんぱんではない道路でのこれらの行為は全面的に禁止されているわけではないようです。

 子供が道路で遊ぶと良いことが沢山あります。異年齢の子供が交流する機会ができ、近所の大人と子供が知り合う機会が増えるなど心と体が元気になります。

*4 ユニセフ・イノチェンティ研究所:イノチェンティ レポートカード 16 子どもたちに影響する世界  先進国の子どもの幸福度を形作るものは何か、 公益財団法人 日本ユニセフ協会(ユニセフ日本委員会)、英語版 2020 年 9 月刊行  日本語版 2021 年 2 月

▲子供の道遊びのメリット


2) 高齢者が元気で長く在宅生活を続けられる

 日本では車椅子、シニアカー、杖をついて歩きにくい道が沢山あります。例えば、歩道には、電柱、樹木、側溝の蓋等、歩きにくさを高める障害物が沢山あります。また、駐車場の出入口には自動車のための傾斜が付いていることも多く、歩きにくさを高めています。歩道のない道でも雨水を側溝に自然に流すため車道に傾斜がついていることが多く、車いすでまっすぐ移動することを難しくしています。高齢になっても町を散歩しやすい、買い物に行きやすくすることで、高齢期の体力維持、在宅期間を長くできるようになります。近年、家の中のバリアフリー化、駅等のバリアフリー化が充実してきました。ボンエルフを導入することによって、町の中のバリアが解消され、高齢者が移動しやすくなり、元気で長く過ごすことができるようになります。

▲生活道路はとても歩きにくいこともあります。車椅子にもベビーかーにも歩きやすい歩道は少ないですね。


3) 気持ちよく狭い道を歩けるようになる

 歩道が設置されていない場所では、白線が引かれているだけの道も頻繁に見かけます。そういった道では、白線の外側が歩行者用のスペースで、真ん中の広い場所が車両のための空間ということになっています。しかし歩行者用とされる空間がかなり狭く、電柱があったり、ゴミステーションや荷物置き場になっていると歩行者は車両のための空間にはみ出して通行しないといけない状況になります。白線は歩行者と車両の空間を分離して歩行者の安全を確保しているように見えますが、見方によっては車両の走行を妨げないために歩行者の空間を区別しているようにも感じられます。ボンエルフの導入によって明確に歩行者が優先され、狭い道を気持ちよく歩けるようになります。

▲親子で手をつないで歩ける空間は大事だと思いませんか?今の交通ルールでは、白線がある場合は、白線の外側を歩行者は歩くことになっていますが、現実的ではありません。子育て支援はこんな場面にもあるはずです。


4)SDGsにも環境問題にも貢献

 ボンエルフに指定されると車はゆっくり走らざるを得なくなります。車の運転手にはちょっと不便に感じられるかもしれませんが、その分歩いてでかけようと思う機会は増えるかもしれません。ボンエルフは、歩行者専用道路とは違いますから、車は走行できます。また人も道路空間を公園のように使うわけではなく、車が通ることを前提に使います。ボンエルフが導入されることで車に乗る機会を少しずつ減らせれば、環境問題の改善にもつながります。

 ベルギーの各都市では、町の中心部の商店街は全てボンエルフに指定されつつあります。どうしても車で行く必要のある人だけが、ゆっくり走行して車で町の中に入り、そうでなければ、できるだけ公共交通で来て、歩いて町の中を楽しむ雰囲気があります。この写真は、商店街のボンエルフ指定された道に虹色の模様が施されてます。


【本当のボンエルフの効果を発揮させるために大切なこと】

1)生活道路の役割の一つに、「生活の場」を位置付ける

先進的な道路交通政策を進めるイギリスでは、Manual for Street*というものが発行されています。2007年から導入されました。Streetとは、大きな車中心の道路ではなく、住宅地内等の交通量が比較的少ない道を指します。そういう道のためのマニュアルだと冒頭に説明したうえで、道は”Place”(場)、生活の“場”としての役割を一番目に説明している点です4)。住宅地内の交通量の多くない道路は、移動するための空間として以上に、生活の“場”として利用されるための計画づくりが重要と指摘しているのです。

2)生活道路を見守る姿勢

道路を生活の場として利用するということは、一般的な生活の場である家の中の延長線上にあるといった気持ちで大切に使うということです。ですから、家の中と同じように、皆さんが“気にかける”、そして何かあったら、皆で相談したり、対応したりすることが必要です。例えば町内会をそのベースにしてもいいかもしれません。町内会の仕組みがない海外では、同じ通りに住む人同士が必要に応じて声をかけあっている事例もあれば、きちんと組織を作って定期的に会合を行い、ルールを見直し、欲しいものを買って設置しているものもあります。このように皆さんで生活道路を見守る姿勢を醸成する取組が大切です。

3)道使いの文化を継承する

道を生活空間として利用するには、道を上手く使う道使いの文化の醸成が大切でしょう。子供が遊ぶに際して車が来るかもしれないことを少し意識し、近所の家に迷惑ならないようマナーを踏まえることは大切です。大人のお喋りも、ホドホドにしないといけませんね。そして生活の場ですからきれいにしておこうと、定期的に掃除したり、整える工夫があると、愛着が湧き、より大切に使えるようになることでしょう。一律のルールを作って縛ったら、つまらない道になる危険性もあります。例えば、メンテナンスが義務になってしまったら辛いだけで住みたい町にはならないでしょう。住んでいる人が状況に合わせて、ゆるやかに譲り合って使う、そんな道使いの文化を育み、それを継承していく必要があります。かつての日本の路地にはあったはず。それを現代版で復活させることが必要でしょう。


【ボンエルフの道環境を整える工夫】

1) 車の運転者に意識させる工夫

 人が道で遊んだり立ち話ができるようになるためには、車の運転手の注意が必要です。最近は車の安全装置で人がいたら止まるものが普及してきましたが、それでも運転者への注意喚起は大切です。道路標識だけでなく、一目で道の雰囲気自体が異なることに気付くことができる必要があるでしょう。

 日本で土木や建築を勉強している人にボンエルフは何かと聞くと、道に小さな凸をつくるハンプや植栽や歩道を使って道をクネクネさせるシケインが整備された道路と回答される方が多いかもしれません。日本でこれらが整備される多くの道路は車道と歩行者の空間が明確に分けられており、車両の速度を抑制することで横断しようとする歩行者の安全を高めるという役割が大きいように思います。車道部分も含めた道全体を生活空間として利用する前提で考える場合、もう少し違った工夫も必要です。私たちが見つけてきた工夫を紹介します。

2)道を公園のように見せる

 デンマークのある団地内の道では、歩道が狭すぎることに疑問を感じた子育て中の大人が近所の人と相談をして、車の通れる幅は確保し、それ以外の場所に遊具やベンチを置いて良いというルールをつくりました。ピクニックベンチもあり、家に来たお客さんを家の中ではなく、外でもてなしている風景も見かけます。かつての路地の縁台のようですね。外から入ってくるドライバーには、まるで公園のように見るので、必然的に速度を落とします。

3)道にアートを描く

 道にアートを描く取り組みをしている地域もあります。特にボンエルフ指定しているわけではありませんが、道の雰囲気が明らかに変わるので、運転者に対して注意を喚起できますね。

 日本では、芸術祭で有名な新潟県の十日町でも見られます。淺井氏の作品で、中心市街地活性化の一環として設置されました。町の中の広場のデザインの延長として道にもアート作品が広がっているので、道全体が広場のようにも感じられます。素材には、道路の白線等を設置するときと同じものが使われています。

 アメリカポートランドの住宅地には、あちこちでストリート・ペインティングと呼ぶ作品が見られます。住民が提案をすると気軽に描くことができ、ペイントの材料や、デザイナーのデザイン料が補助される仕組みもあります。ペイントする作業は住民が行うのですが、簡単に剥げてしまう素材が使われているので、交通量の多い道では毎年描きかえる楽しみがあるし、気に入らないデザインであっても1年したら消えてしまうという気軽さがあることが良いとのことです。

4)路面にデザインを施す

 アート作品を設けることは、どの道にでもできることではありませんし、好みもあります。誰もが“ここには人がいるから気を付けよう”と思えるデザインを施す方法もあります。

 イギリスでは、カーペットと呼ぶ路面デザインを施した道があります。HomeZone(ボンエルフ)に指定をしている道ではなくても、このような模様が施された道があります。その道だけは他の道と違って、人が道の真ん中をゆったり歩いている姿をよく見かけます。

 日本でも実験をしてみました。車社会と言われる福井市内の住宅地の道で、緑と白の円の模様を施してみました。道に模様があると、運転者の注意がそがれるのではないかというご意見もありましたので、ドライバーの方の目の動きを確かめるような実験や、道に対する感じ方を伺うアンケート調査を行いました。結果、このような模様によって車を走行しようとする速度が低下しただけでなく、普段の道路と同じくらいかそれ以上に、目を多く動かすことが明らかとなりました。

▲福井市田原町での社会実験の様子。横断歩道の幅と同じ大きさの円を、緑と白でアレンジして設置。ドライバーにアイトラッカーを装着していただき、アスファルトに円のデザインがある時と無い時との違いを確かめました。

▲実験コースを区間①~③に等間隔で分割し、それぞれの区間の視線移動距離の平均値を設置前と設置後で比較しました。結果、円のデザインがある場所で、周りを確かめる範囲が少し広がったことが示されました。人がいそうな感じがする雰囲気だったから、注意して運転した、と語る方が多かったです。

▲実験コース中に等間隔にポイントを設定し、それぞれのポイントでの走行速度の平均を設置前後で比較しました。ここから、設置後に速度が低下していることがわかります。

5) 道を評価する指標をつくる

ロンドンには、Healthy Street Indicator*、つまり健康的な生活をできる都市づくりを目指して、健康的な生活を支える道となっているかを確かめる指標があります。その内容は図5に示すような視点での道環境を確認するもので、誰もが歩きやすいか、横断しやすいか、といった基本的なことのほかに、座って休憩する場所があるのか、歩いていて楽しくなるような見るものがあるのかといった道環境全体を確認するようなチェックリストとなっています。このチェックリストに従って、点数をつけて、点数の悪い場所は道の改善を検討するという取り組みです。このような生活者目線で道を評価することを検討してみることも大切かもしれません。

* Mayor of London, Transport for London: Guide to Healthy Street Indicators – Delivering the Healthy Streets Approach-, 2017

6)生活道路を分類する

 ボンエルフは、沿道住民の皆さんが納得できるときにしか指定できないだろうと思いますが、それ以上に周辺の道との関係性が大切です。速度をあげた車が走る道の一部や、そこから入ったすぐの場所がボンエルフに指定されていたら危なくて大変なことになります。

 地域全体の道のネットワークの中で、ボンエルフ指定をしても安全や交通の円滑性が損なわれない場所に指定をする必要があります。そのためにも、生活道路のマスタープランのようなものを地域で検討して、公園・学校の配置や商店街、医療施設等の位置づけを整理して、地域全体で、安全だけど必要な移動が迅速にできるような道の使い方の方向性を示すと良いのではないでしょうか。


【人優先道路(ボンエルフ)の交通ルール(案)】

名称案:人優先道路、歩行者優先道路、生活空間道路

目的:生活道路を生活空間として利用することで、生活の質を改善する。

使い方:

・人は道路の全体を使うことができる。ただし車両や歩行者の通行が可能なるようにしなければならない。

・自転車を含む車両は、歩行者の安全を確保できる速度で徐行する。

・ボンエルフ道路であることが明確に示されるよう、交通標識を掲示するとともに、補助標識・法定外表示の設置が望ましい。

つくり:

・ストリート・ペインティング、アート、プランター、ベンチの設置等、歩車共存道路としての適切な空間醸成のために、道路を占用が許可される。ただし設置にあたっては、車両の通行が妨げられるような設置をしてはいけない。

・指定にあたっては、周辺の道路構成に十分に注意を払い、人の安全が確保されるような十分な速度低下を促せる道と接続しているようにする。

・視覚障碍者等も安心して使えるよう、誘導ブロックを設置する等の工夫が必要である。

・歩道、路側帯を設ける必要はない。

運営:

・指定にあたっては、当該地域住民の理解を得たうえで行う。

・沿道住民による任意団体、町内会等を、管理組織として認定し、当該道路の使い方について、道路管理者に提案・協議し、適切な方法で運用することができる。


【おわりに】

欧州諸国、そしてモンゴル共和国にまで設けられている、ボンエルフの交通ルールを日本でも導入することはできるでしょうか。「道路で遊んではいけません」という交通安全教育は、子供の命を守るためにはとても重要な言葉でした。しかし、全ての道路で遊んではいけないというのは、実際には遊んでいるこどもいる中で実態に合いませんし、何よりも車優先社会であることを積極的に認めることになります。

真に豊かな生活を送ることのできるまちを作るためには、住宅地内の交通量が多くはない道で、このような交通ルールが適応されると良いのではないでしょうか。国土交通省が発表した道路ビジョン「2040年、道路の景色が変わる~人々の幸せにつながる道路」(p17)でも、イメージが示されています。高齢者の方がゆっくり車いすやシニアカーで移動したり、立ち話したり、時にはベンチに座ってお喋りしている、そして子供たちが、遊んでいても、怒られたりしない社会になります。子供が道で遊んでいたり、友達とお喋りしながら広がって歩いたり、親子で手をつないで歩くこともできます。

ともに、人優先道路 ボンエルフの交通ルールを日本でも導入するための取り組みを、一緒に考えてみませんか?


これまでの研究より(参考)<海外のボンエルフについて>

1)デンマークKARTOFFELRAKKERNE団地内のボンエルフにおける生活空間利用のための設え、日本建築学会技術報告集26巻62号、p. 314-318、2020年 (薬袋奈美子)

2)欧州におけるボンエルフの現状:オーストリアにおける“生活の道 Wohnstraße”と”出会いの道 Begegnungszone”、都市計画報告集17巻4号、p. 413-419、2019年 (薬袋奈美子)

3)欧州におけるボンエルフの現状 その2 ポストコロナ禍のベルギーにおけるボンエルフ交通規制の利用状況、都市計画報告集23 巻 1 号、p. 86-89、2024年(薬袋奈美子)

4)住宅地内の道路を生活の場とするための研究 その1 ―イギリスの道路マニュアルに示される“場らしさ”―、日本建築学会大会学術講演梗概集、p. 395-396、2016年(原 わかな他)

5)英国における住宅地内道路のボンエルフ(生活空間道路)的利用の変遷 ホームゾーン制度の成立とその後の変化を中心に、都市計画報告集16 巻 4 号 p. 335-340、2018年 (薬袋 奈美子他)

6)住宅地内のコミュニティ空間の持続的活用に関する研究 イギリスのHome Zone整備2地区を事例として、日本建築学会計画系論文集768、p. 339-349、2020年 (原 わかな他)

7)住宅地内の道路を生活の場とするための研究 その7 イギリスのDIY Streetの現状と地域住民の関わり方に関する研究、日本建築学会大会学術講演梗概集、p. 865-866、2018年(持田 茉椰他)

<日本での導入に向けた研究>

1) 子どもが安心して遊べる道路は大人にも楽しい交流の場──日本へのボンエルフ導入を考える──、生活協同組合研究、2023年9月号、572巻、p. 29-38(薬袋 奈美子)

2)実験環境での検証による「路面装飾」がドライバーの安全確認に与える影響の分析─生活道路における人優先の道環境づくりを目指して─、都市計画論文集58 巻 3 号、p. 1008-1015、2023年(中川 晴賀他)

3) 住宅地内道路への路面装飾による滞留行為促進効果、日本建築学会技術報告集27 巻 66 号、 p.919-924、2021年(大山 祐加子 他)

4) 「路面装飾」がドライバーの人優先意識と走行挙動に与える影響の分析、交通工学論文集11巻2号、p. A_197-A_204、2024年(中川 晴賀他)

福井ぼんえるふ研究会

田原町デザイン会議×ROBAの会×日本女子大学薬袋研究室 ×福井工業大学三寺研究室×豊田都市交通研究所

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